pages.devで19記事書いてもインデックス3件だった話
こんなことで困っていませんか
- 副業ブログを始めて何記事も書いたのに、検索結果に出てこない
- Search Consoleを見たら、検索結果に登録された数が記事数より極端に少ない
- 無料で使える共有のドメイン(pages.devなど)のまま運用していて、なんとなく不安
- 独自ドメインに切り替えるべきか、それとも別の対処で済むのか判断できない
自分も全く同じ状態で詰まりました。 19記事書いて、Search Consoleで確認したら検索結果に登録されたのは3件だけ。アクセス解析のページビュー(記事が見られた回数)は2でした。しかもその2は自分が確認のために開いただけの可能性が高い、という散々な状況です。
この記事では、その「気づいた瞬間」から「独自ドメインを取ろうと決めるまで」を時系列で書きます。同じように pages.dev で詰まっている方の参考になれば嬉しいです。
この記事に出てくる用語のかんたん説明(初心者向け)
- インデックス:Googleがあなたの記事を「検索結果に出してもいい」と認識して登録すること。記事を公開しても、インデックスされなければ検索結果には出てきません。
- Search Console(以下GSC):Googleが無料で提供している、検索結果の管理ツールです。自分の記事が検索結果に登録されているか、どんな言葉で表示されているかを確認できます。後述するサイトマップの送信もここで行います。
- GA4(Google Analytics 4):Googleの無料アクセス解析ツールです。何人が、どのページを、どれくらいの時間見ていたかが分かります。GSCは「Googleからどう見られているか」を確認するツール、GA4は「実際に来た人の動き」を見るツール、と整理すると分かりやすいです。
- サイトマップ:自分のサイトに存在する全ページの一覧表(地図)です。これをGSCに送ることで、Googleがサイト全体を効率よく見て回れるようになります。
- 共有サブドメイン/独自ドメイン:簡単に言うと「サイトの住所」のこと。
shikumi-no-tane.pages.devのように.pages.devの部分を世界中のユーザーと共有しているのが共有サブドメイン。shikuminotane.comのように丸ごと自分専用なのが独自ドメイン、と思ってください。 - Astro:私が使っているブログ作成ツール(HTMLを自動で組み立ててくれるシンプルなフレームワーク)のことです。
- Claude in Chrome:ブラウザ上でClaudeに分析や調査を頼める拡張機能のような仕組みです(本記事ではサイトの状態を分析してもらうために使いました)。
19記事公開してもpages.devインデックスが3件だった話
ある日、GSCを開いて手が止まりました。 「インデックス登録済み: 3」
公開していたのは19記事。つまり16記事は「見つかってはいるけれど、検索結果には登録されていない」状態で放置されていたわけです。Googleの巡回プログラム(記事を見つけにくるGoogleのロボット)は来ているのに、検索結果には載せてもらえていない。これがpages.devの共有サブドメインで運用していた当時の現実でした。
数字を客観的に並べると以下のようになります。
- 公開記事数: 19
- 検索結果に登録済み(インデックス済み): 3
- 見つかったけど未登録: 16
- 登録された割合: 約16%
公式の目安データはないので断定はできませんが、19件中3件という数字は肌感覚としても明らかに低く、何かがおかしいと感じました。原因の切り分けが必要です。
正直に言うと、最初は「記事を書いていればGoogleが勝手に見つけてくれる」と単純に思い込んでいました。
GSCに登録しておけば見つけてもらえる、というところまではClaude Codeに聞きながら事前に設定していたつもりだったんです。「これでOKのはず」と思っていました。
ところが実際にClaude in Chromeで現状を分析してもらった結果、そもそもサイトマップを送っていなかったことが判明します。設定ミスをしたのか、たまたま手順が抜けたのか、原因がわからず、まず焦りました。
「同じ手順をもう一度やればうまくいくのでは」と思って、何度かサイトマップ送信や設定の手順をやり直してみたのですが、結果は変わらず3件のまま。とはいえ、Googleがサイトを再度巡回して登録し直すまでには時間がかかるので、この時点で「絶対に直らない」と判断するのは早計です。それでも、設定をなぞるだけでは突破できない感覚は残りました。
気づいた瞬間(アクセス解析の「2」の衝撃)
GSCを見る前に、もう一つ衝撃の数字がありました。 GA4を初めて開いた日、過去7日間のページビュー(記事が見られた回数)が「2」と表示されていたのです。
19記事公開しているのにページビューが2。しかもその2は、自分が公開直後に確認のために開いたアクセスである可能性が高い数字でした。GA4には「自分のアクセスを除外する設定」がありますが、その設定をしていなかったので、自分のアクセスがそのままカウントされていたのです。つまり実質、他人のアクセスはほぼゼロでした。
「公開した瞬間に世界のどこかに届いている」という素人イメージは、ここで完全に崩れます。 公開はあくまで「インターネット上にファイルを置いた」だけの状態です。検索エンジンに認識されて、検索結果に表示されて、誰かにクリックされて、初めてアクセスが発生する。当たり前のことなのですが、書く側に回って初めて実感しました。
正直、もともと「副業ブログを始めたばかりだし、そんなにアクセスはないだろう」とは思っていました。期待値はそこまで高くなかったんです。
ただ、「2」という数字を実際に見た瞬間に気づいたのは、「公開して書くだけではダメなんだ」という当たり前の事実でした。書けばどこかに届く、という素朴なイメージが、ここで完全に崩れた感覚です。
そして反省点もあります。「どうせアクセスはないだろう」と決めつけていたから、解析ツール(GA4・GSC)を最初の数週間まったく開かなかった。期待しないことと、数字を見ないことは別物です。早めに開いていれば、サイトマップ未送信にもっと早く気づけたはずでした。
非エンジニアがブログを始めたとき、書くこと自体に夢中になって、解析ツールを開く習慣ができないまま数週間が経つ。これはたぶん「あるある」だと思います。
サイトマップ未送信3週間放置の失敗
冷静に振り返ると、原因の一つは明確でした。 サイトマップをGSCに送信していなかったのです。
しかも、サイトマップが必要であること自体は知っていました。私が使っているブログ作成ツール(Astro)には、サイトマップを自動で作る仕組みを最初から入れてありました。だからサイトマップのファイル自体はもう出来上がっていて、あとはGSCの「サイトマップ」メニューでURLを送信するだけだったのです。
ではなぜ3週間も放置したのか。理由はおそらく3つ重なっていました。
1つ目は、純粋に書くのが楽しかったことです。設定系の地味な作業より、記事を書いている時間のほうが手応えがあって、設定タスクを気にする余裕がありませんでした。
2つ目は、「最初の設定はしたつもり」になっていたこと。Claude Codeに聞きながらGSC登録までは済ませていたので、頭のどこかで「あとは書くだけでいい」と思い込んでいました。だからサイトマップ送信のチェックが抜けたまま、確認作業そのものが視界から消えていたんです。
3つ目は、認めるのが少し恥ずかしいのですが、確認して「0」という現実を突きつけられるのが嫌だったこと。無意識に分析画面を遠ざけていた自覚は、後から振り返るとはっきりあります。見なければ希望が残る、という心理が働いていました。
非エンジニアの副業ブログ運営で「あとでやる」が3週間続くのは、わりと普通に起きます。 けれどサイトマップを送らないままだと、Googleはサイト全体の地図を持っていない状態です。結果、検索結果への登録は確率も速度も落ちてしまいます。「ファイルを置いておけばロボットが拾ってくれる」のではなく、「サイトマップで地図を渡してあげる」ところまでが運営側の仕事だ、と理解し直す必要がありました。
なお、サイトマップ送信後にどうなったかについては、Googleの再巡回・再判定には時間がかかるため、この記事を書いている時点では「変化を観察中」というのが正直な状態です。すぐに改善しないからといって独自ドメインに走るのは早計、という考え方も当然あります。それでも私は次のH2で書く理由から、独自ドメインの選択肢を並行で検討することにしました。
pages.dev共有サブドメインの限界を疑った理由
サイトマップ送信で解決するなら、pages.devのままでも良かったはずです。 ではなぜ独自ドメインまで踏み込んだのか。きっかけは自分の直感ではなく、AI側からの指摘でした。
Claude Codeで現状分析を進めていたタイミングで、「pages.dev は共有のドメインなので、Googleからの評価という観点で不利になるかもしれない」という懸念事項がAI側から提示されたのです。これは公式情報ではなく、あくまで一つの仮説として受け止めています。
このプロジェクトでは少し前から「AIカンパニー化」という運営スタイルを進めています。役割の違うAIを複数立てて、それぞれに専門の仕事を任せる、まるで会社の部署のような形です。今回は分析担当のAIが現状を整理してくれた結果として、共有のドメインを使い続けるリスクが浮かび上がってきました。自分一人で考えていたら、おそらく「サイトマップを送信し忘れただけ」で終わらせていたと思います。役割を分けたAIに相談すると、自分では見落としていた変数に気づきやすい、というのは素人運営の身としても感じた手応えです。
指摘を受けて改めて確認すると、shikumi-no-tane.pages.dev は Cloudflare Pages(Cloudflareが提供する無料のウェブサイト公開サービス)が用意してくれている共有サブドメインです。pages.dev という一番上のドメイン部分を、世界中のユーザーが共有していて、自分のサイトはその下のサブドメインに過ぎません。
ここで気になるのが、Googleの評価のつき方です。一般的には、Googleがドメインに対して持つ「信頼度」のようなものは、一番上のドメイン部分にまとめて蓄積されると言われることが多い、という説をAIから提示されました。ただし、これはGoogleの公式見解ではなく、あくまで一つの仮説です。Googleは「サブドメインも独立して評価することがある」とも公式に発言しており、共有サブドメインだからといって必ず不利、と断言できるものではありません。
ただ事実として、pages.dev の配下にはいろんな種類のサイトが世界中から集まっていて、その下に自分のサイトがある状態です。「自分のサイトだけの信頼度」として育ちやすい構造かと聞かれると、少なくとも独自ドメインのほうがシンプルで分かりやすいのは確かでした。
これがインデックスされない直接の原因とは言い切れません。サイトマップ未送信のほうが原因として大きい可能性は高い。 ただ、原因を切り分けるとき、変数は1つずつ消すのが鉄則です。サイトマップを送って様子を見る、かつ、共有サブドメインのままで戦う、という2つの不確定要素を抱えるより、独自ドメインに切り替えてしまった方が、後からの分析もシンプルになります。
独自ドメイン取得を決めた → 記事22につづく
選択肢は2つでした。
- pages.devのままサイトマップを送信し直して様子を見る(コスト0円)
- 独自ドメインを取得して切り替える(年1,400円程度・
.comドメインをCloudflare Registrarで取得した場合の参考価格)
最終的に2を選ぶことにしました。決め手は3つの感覚が重なったところにあります。
1つ目は、「初収益が出るまでは無料で粘りたい」という当初の方針があったこと。固定費をかけずに副業ブログを続ける検証は、自分にとって大事なテーマでした。ただ、そもそも誰にも読まれていないなら、無料で続ける意味自体が薄い。前提が崩れてしまった、というのが正直な感覚です。
2つ目は、原因切り分けをシンプルにしたかったこと。サイトマップ未送信と共有サブドメインのリスクを同時に抱えたまま様子を見ても、どちらが効いたのか判定できません。年1,400円の投資で変数を1つ消せるなら、その方が後の分析が楽になります。
3つ目は、少し前向きな話です。実費をかけることで本気度のスイッチが入るだろう、という期待がありました。同時に、ここまで無料の範囲だけで続けてこれた事実は、自分にとって小さな自信にもなっています。「お金をかけずにここまで来れたなら、年1,400円足したくらいで投げ出すことはないだろう」という気持ちで、独自ドメインを取得することに決めました。
副業ブログとして本気で続けるなら、ドメインは「住所」になります。pages.dev の中の自分のサブパスのままだと、いつか引っ越すときにURLが全部変わってしまう。早めに固定の住所を持つ方が、後の自分が楽になります。
なお、この記事を書いている時点では、独自ドメイン取得の作業はこれから実施予定です。実際に取得してみての作業ログ・つまずいたポイントは、続編の記事22でそのまま正直に書く予定です。サイトマップ送信後にインデックスがどう動いたかについても、続編で経過観察の結果を共有します。
まとめ
- pages.dev で19記事書いても検索結果に登録されたのは3件だった
- 直接の原因として大きかったのはサイトマップ未送信3週間放置
- 加えて、共有サブドメインの構造的な不安もAIの指摘で浮き彫りになった(公式見解ではなく仮説レベルではある)
- 結果、独自ドメイン取得を決断(年1,400円・取得作業はこれから実施予定)
「副業ブログで検索結果に登録されない」という症状は、原因が複数絡んでいることが多いです。一気に全部直そうとせず、変数を1つずつ消していくほうが、結果的に早く解決します。
独自ドメインを取得した日の作業ログ・つまずいたポイント、そしてサイトマップ送信後の経過は、続編の記事22で書く予定です(公開準備中)。
関連記事として、このブログの土台になっている Cloudflare Pages|Astroで0円ブログ手順 もぜひあわせてどうぞ。
同じように「公開しているのに誰にも届いていない」状態でモヤモヤしている方へ。最初の数字を見る勇気と、変数を1つ消す決断、この2つで前に進めます。
【追記 2026-05-03】真因が判明しました
この記事を公開した直後、AIエージェントによる追加調査で、インデックスされなかった真の原因が判明しました。
結論を先に書くと、*.pages.dev のサブドメインには Cloudflare がデフォルトで X-Robots-Tag: noindex(Google検索結果に出さないでください)というヘッダーを付けていた、というものです。サイトマップ未送信や共有サブドメインの構造的不安は、原因として可能性はありましたが、本丸ではありませんでした。
つまり、Googleに「このサイト全体、検索結果に出さないでください」と最初から指示されていた状態だったため、何記事書いてもインデックスは進みませんでした。
修正は _headers ファイルでこのヘッダーを上書き(index, follow に変更)するだけで完了します。
ここで一度、独自ドメイン取得は保留にしようとしました。_headers 1行で根治できるなら、年1,400円の固定費を増やす必要はないと判断したからです。ところがその後、Cloudflare 公式ドキュメントで *.pages.dev は本番 SEO 運用を前提に設計されていない(プレビュー環境向けの位置づけ)ことを改めて確認し、「これからSEO運用を本気で進めるなら、共有サブドメインのまま戦うのは筋が悪い」という上位方針が固まりました。結果、保留を撤回して shikuminotane.com を取得することに決めました。詳細な経緯と移行手順は記事22で書きます。
詳しい発見の経緯・修正内容・GSC再送信後の経過は、続編の記事22で正直に書く予定です(公開準備中)。同じく pages.dev で詰まっている方は、まず X-Robots-Tag を確認してみてください。
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