走り書きをAIにリライトさせる副業ブログ術
プロンプト実例集

走り書きをAIにリライトさせる副業ブログ術

#AIプロンプト #ブログ運営 #リライト #Claude #ChatGPT #副業

こんな悩み、抱えていませんか

副業ブログを続けていると、こんな場面に出会うことがあります。

  • 「AIに書かせると薄っぺらくなる」と感じたことはありませんか?
  • 「自分の体験を書きたいのに文章にまとまらない」と困ったことはありませんか?
  • 「AI記事はすぐバレると聞いた。どこまでAIに任せていいのか分からない」と迷っていませんか?

自分も同じでした。平日は会社員、朝の30分と日曜の2時間だけが副業ブログに使える時間。「AIに全部書かせればラクなのでは」と思って試してみたら、出てきた文章は確かに読みやすいのに、自分で読み返しても全く心が動かないのです。妻に見せても「これ、誰が書いた記事?」という反応でした。

そこでたどり着いたのが、**「先に自分が走り書きを書いて、そのあとでAIにリライトさせる」**というたった一つの順序ルールです。この順序を守るだけで、体験の温度感を残したまま執筆スピードを大きく上げられました。この記事では、実際に使っているリライト指示プロンプトごと公開します。

結論:AIリライトで「自分の言葉」を守る順序は決まっています

先に結論からお伝えします。非エンジニアの会社員が、短い時間で副業ブログを続けるためのAI活用ルールはこれだけです。

おおばこが走り書き → AIがリライト。この順序は絶対に逆にしない。

自分のプロジェクトでは、このルールを設計書(CLAUDE.md)に明文化しています。AIがどれだけ賢くなっても、体験を持っているのは自分だけだからです。AIに最初から書かせると、ネット上の一般論をきれいに並べたような文章になります。逆に、走り書きでもいいので自分の言葉を先に置いてしまえば、AIはそれを整える役割に回ってくれます。

この運用に変えてから、1記事あたりの作業時間は体感で半分以下になりました。それでいて、読み返したときに「これは自分が書いた記事だ」と思える感覚は残っています。

なぜAIに最初から書かせると薄っぺらくなるのか

AIに「○○について記事を書いて」と投げると、出てくるのは**「どこかで読んだことのあるような文章」**です。理由はシンプルで、AIは学習データの平均値を出力するように作られているからです。

自分の実体験として強く感じたのは、AIが書いた文章には以下のものが抜け落ちていることでした。

  • 具体的な固有名詞(会社で使っているツール名、上司の反応、現場の声)
  • 感情の温度(悔しかった、助かった、ちょっと泣きそうになった)
  • 失敗の生々しさ(何時間ハマったか、何回やり直したか)
  • 自分だけの言い回し(自分は「AIを使う側として立ち回る」と表現しています)

これらは「自分の体験」の核になる部分です。AIは学習データに無い個人の記憶を再現できません。だから、自分が先に書く必要があります。

逆に、AIが得意な作業ははっきりしています。構成の整え方、語尾のそろえ、読みやすい段落分け、誤字のチェックです。ここは任せたほうが速いし正確です。詳しくはAIに「最速化して」と言うだけでコードが激変した話でも触れていますが、AIは「整える側」に回すと実力を発揮します。

AIの書く文章って、不思議なくらい綺麗なんです。ただ、なんというか、整いすぎている。感情が乗らない、人間味が薄い——そのあたりが「薄っぺらい」と感じる正体なのかなと、今は思います。

自分の中には「こういう言い回しは普通しないよね」という違和感センサーがあって、AIの文章を読むと、そこがピクッと反応します。その違和感が積み重なると、読んでいる側も無意識に「これ、誰が書いたの?」と感じてしまうのかなと。

走り書き→AIリライトの具体的な手順(4ステップ)

実際に自分がやっている手順は4つだけです。朝30分の中で回しています。

ステップ1. 走り書きを先に書く(3〜5分)

通勤前のコーヒー片手に、メモ帳でもスマホの音声入力でもいいので、記事にしたいテーマの走り書きを書きます。コツは3つです。

  • 文章として整えようとしない(箇条書き・体言止めOK)
  • 固有名詞と感情を必ず入れる(「○○というツールで、すごく救われた」)
  • 誤字も気にしない

3〜5分で400〜800字くらいのメモができれば十分です。きれいな文章は後でAIが作ってくれます。

ステップ2. AIに構成案を作らせる

走り書きをAIに見せて、「読者ファースト構成の記事構成案を作って」と依頼します。ここで使うテンプレートは以下です。

以下の走り書きをもとに、読者の困りごとから入る記事構成案を
H2見出し5〜7本で作ってください。

【条件】
- 冒頭H2は「こんな悩みを抱えていませんか」から始める
- H2にはキーワードを前方配置
- 結論→理由→手順→つまずき→まとめの順
- 「誰でも簡単」「絶対」等の誇張表現は禁止

【走り書き】
...(ここに貼る)...

ステップ3. 走り書きを骨組みに混ぜてリライト指示

構成案ができたら、各H2に該当する走り書きのパーツを貼り付けて、リライトを依頼します。重要なのは**「走り書きの温度感をそのまま残して」と必ず書くこと**です。これを書かないと、AIは勝手に文章を整え直してしまい、感情が消えます。

ステップ4. 自分で最終調整

最後に自分で全文を読み返し、強調したい一文だけは自分の言い回しに戻します。たとえば自分の場合、「AIを使う側として立ち回る」という表現は絶対にAIに変えさせません。ここは記事の魂の部分だからです。

この4ステップ全体で、以前は2時間かかっていた作業が45〜60分で終わるようになりました。朝活の全体像はAIを朝30分で並列起動するブリーフィング運用に書いています。

実際に使っているリライト指示プロンプト公開

ここが多くの方に役立つ部分だと思うので、実際に使っているリライト指示プロンプトをそのまま公開します。ChatGPTでもClaudeでも、どちらでも同じ形で使えます。

以下の走り書きを、読者ファースト構成の記事にリライトしてください。

【厳守】
- 走り書きの感情・具体名詞・独自表現はそのまま残す
- 「です/ます調」に統一
- 「こんなことで困っていませんか→こうやって解決しました」の型
- 「誰でも簡単」「絶対」等の誇張表現は禁止
- 見出しはKW前方配置で3〜5字ずつ

【走り書き】
...(ここに貼る)...

このプロンプトのポイントは3つあります。

  1. 「感情・具体名詞・独自表現はそのまま残す」と明示:これを書かないと、AIは勝手に「洗練」してしまいます
  2. 型を先に指定する:「困りごと→解決」の型を書いておくと、読者ファーストの構成が崩れません
  3. NG表現を先に伝える:あとで修正するより、最初から除外したほうが圧倒的に速いです

何度かやり直してたどり着いた形なので、初回から完璧に動かなくても大丈夫です。自分に合う形に少しずつ調整してください。

プロンプトそのものを公開することは、自分としては特に抵抗がありません。それよりも大事にしたいのは、「こんなことで困っていませんか→こうやって解決しました」の読者ファーストの型を崩さないこと。そして、NG表現を最初に伝えること・最初はできなくても何度もやり直しているうちに自分なりの型が決まってくること・強調したい部分は「ここです」と明示的に指定すること——この3点があると、リライトの精度が段違いでした。

そして最後はやっぱり、人の目です。AIが持っているのは文字の情報だけなので、放っておくと簡単に別の方向へ向いてしまうことがあります。だからこそ、自分という人間が一度読んで、感じたことを走り書きや修正として上書きしてから公開する——この流れに自然と落ち着いています。

[おおばこ追記欄]を3箇所残す運用で自分の体験を守る

AIリライトの副作用として、「文章はきれいになったけど、自分の体験が抽象化されすぎる」という問題が起きます。これを防ぐために自分が導入したのが、[おおばこ追記欄]を3箇所以上残す運用です。

リライト後のドラフトに、以下のような欄を3箇所あけておきます。

  • 記事ごとに、書き手しか知らないエピソードを後から差し込む枠を用意
  • 各欄に「記入例」を2〜3個書いておく(方向性を迷わないため)
  • 最後に自分でその欄を埋めてから公開

この運用にしてから、「AI生成っぽさ」がぐっと減りました。AIはドラフトを7割まで整えてくれて、残りの3割に自分の体験が必ず入る仕組みです。ブログ全体の設計思想はClaude Codeで「自分だけのAI会社」を作ってみたに詳しく書いています。

ちなみに、自分のプロジェクトでは**「AI生成のみの記事は絶対に公開しない」**というポリシーを明文化しています。マーケ部のエースライター(AI)が整文して、品質保証部(AI)がレビューし、法務部(AI)がリスクチェックをする分業体制ですが、最後に必ず人間である自分が手を入れることを外せないルールにしています。

つまずき:AIリライトで起きやすい3つの失敗

ここは実際に自分が何度かつまずいた部分です。先に共有しておきます。

失敗1. 走り書きを書かずにAIに投げてしまう

忙しい朝、「今日はネタだけ渡して書かせてしまおう」と思う日があります。結果は毎回同じで、出てきた記事は一般論の集合体でした。走り書きは2〜3行でもいいので必ず自分で書く、これを守るだけで品質が別物になります。

失敗2. リライト後の文章を読み返さずに公開

AIの出力は読みやすいので、つい「これでOK」と思って公開ボタンを押しそうになります。しかし、AIは意図を微妙に変えることがあります。「反対の意味になっている」「言っていないことを追加している」といった事故は、読み返さないと気づきません。公開前の音読は必須です。

失敗3. プロンプトを短くしすぎる

「リライトして」だけでは何も指定していないのと同じです。型・トーン・NG表現を毎回書くのは面倒ですが、テンプレートとして保存しておけば貼り付けるだけで済みます。このテンプレート化の話は0円で副業ブログを2週間で立ち上げた方法でも少し触れました。

改めて並べてみると、こうした失敗のほとんどはAIが悪いわけではなく、自分の伝え方が足りなかったことが原因でした。誤字チェックに関してはAIの方が確実で、人間の目より先に拾ってくれます。一方で、こちらの状況や意図をきちんと伝えないと、AIは簡単に違う方向へ突っ走った記事を書いてきます。AIが持っているのは文字の情報だけなので、自分が何を伝えたいのかを言葉にして渡す——ここが抜けると、どんなに賢いAIでもズレが出ます。

リライト後に読み返さず公開しそうになった記事は、ドラフトを音読したときに「なんか違う」と感じてボツにしたこともあります。最後まで自分で読んで、感覚に合わないと思ったらボツにする勇気も必要でした。結局のところ、走り書きは自分で書く・最後は自分で読む。この2点を外さなければ、AIは強い味方になってくれます。

まとめ:自分の言葉を失わないAI活用

副業ブログでAIを使うときの肝は、順序です。

  • 走り書きを先に自分で書く(3〜5分、雑でOK)
  • AIには「整える側」に回ってもらう
  • 強調したい一文だけは自分の言葉に戻す
  • [おおばこ追記欄]など、自分の体験を差し込む枠を必ず残す

この順序を守れば、AIは「自分の言葉を奪う道具」ではなく「自分の言葉を届ける道具」になります。朝30分しか時間がない会社員でも、自分にしか書けない記事を続けられる形にたどり着きました。

走り書きは手書きのメモでも、音声入力でも、電車の中で打ったスマホのメモでも構いません。大事なのは「AIより先に、自分が口を開く」ことです。そこさえ守れば、AIはとても頼もしい相棒になってくれます。

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おおばこ

物流 x AI自動化ブロガー

非エンジニアの会社員。GASとAIで日々の仕事を改善中。 「自分にもできた」を同じ立場の人に届けたいと思い、このブログを始めました。

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